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22:23

元気です。書きたいことはあるのに手が進まなかった。

夏。夏が終わる。と言いつつもまだまだ蝉も鳴くし暑さも続く。何故か9月になるともう秋になったような気持ちになる。今年はお祭りに行けなかった。あと毎年言ってるけど浴衣を着たかった。着る機会は今年も無かった。
毎年夏はちょっとつらい。季節的には好きな方なのだけれど妙に感傷的になってしまう。
 
この間ある人と飲んだ時、ずっと自分はこんな(駄目駄目な)感じなんだろうか、とこぼしたら「それはしろちゃんと一緒にいる俺のことを傷つけてるよ」「自分だけ傷ついてるって思ってるだろうけどそういう時って周りの人間も傷つけてるよ」と言われて「確かにそうだな」と思うと同時に、自分のことしか考えてなくてその上周りが優しいから、自分の知らないところで今までいろんな人を傷つけてきたんだな、と思った。自分が気を使っていると思っていたのは単に自分がどう思われるかが怖いから行っている自己保身でしかなく、実際相手からしたらその行動こそが自己中心的に思われていたのかな、とか。
本当の人の気持ちなんて全然わからないしわかったところでどうしようもないということはわかっている。人の気持ちを操作することなんてできない。
ただ自分が楽しいな、と思っている時に相手は笑ってくれてるけど実際めちゃくちゃ「帰りてえ〜」とか思われてたらつらいね、というだけの話。こんなの今までめちゃくちゃあったんだろうな。申し訳ない。

今日はバイトが終わってからバスタ新宿に行って(初めて来たけど思っていたよりコンパクトな感じだった)、さっき香川行きの夜行バスに乗った。今はバスの中でこれを書いている。携帯の充電どうしようかと思ってたけど椅子にコンセントがついていて助かった。金銭的な問題と休みが2日間しかないので明日の夜にはまたバスに乗って帰る。
今日明日の移動が埼玉(家)→神奈川(バイト先)→東京→香川→東京→埼玉でなんとも激しい。
なんでこんな弾丸で行くかというと、丸亀の美術館で行われている志賀理江子さんの展示をどーーーーーーしても観ておきたかった。本当に好きな写真家なので、以前の仙台での展示のときも当時学生でお金がないにもかかわらず、本当に展示だけ観て滞在時間半日とかで帰ってきた。
あと展示は見逃すと2度と同じようには観られないし、写真集で観るのももちろん好きだけど、展示でしか得られない感覚もあると思っている。どちらも好き。

7月後半は写真祭の展示設営ボランティアで11日間北海道にも行ったし、なんだかんだ夏を満喫しているのかもしれない。ずっと写真のことだけできて楽しかった。
北海道のごはんが全部美味しくて普段食べることに無頓着な私ですら「うまい!!!!!!」となったので帰ってきたら体重が数キロ増えていたのだけれど1週間で北海道に行く前より減った。北海道と関東の暑さの差に完全にやられた。

深夜バスの静かに目的地に向かってく感じとか、窓から見える景色とか、深夜のサービスエリアで吸う煙草とか、ただただぼーっとぼんやり考えごとする時間とか、そういうのがあるから好きだ。というか旅行で1番楽しいのって目的地に向かってるときなんじゃないかと思う。

香川まであと10時間くらいかかるみたいなので、持ってきた穂村弘の詩集を読みます(手紙魔まみ)。
ほむほむ(ファンは穂村弘をそう呼ぶ)の短歌もエッセイも好きだけど唯一ちゃんと覚えてる短歌が、
「フレミングの左手の法則覚えてる?」「キスする前にまず手を握れ」

なんだけどなんでだろうな。

あと

「人類の恋愛史上かつてないほどダーティな反則じゃない?」

も好きだ。

 

なんか何も考えずに書いてたら取り留めない感じになってきた。

香川楽しんできます。